キロンボテノンデーは1991年、ブラジル北東部バイーア州都サルヴァドール郊外の貧困地区ファベーラ Coutos(コウトス)で始まりました。
カポエイラで世界的にも有名なMestre Cobra Mansa(コブラマンサ師匠)により設立。現在は本拠地をバイーア州中南部 Valença ヴァレンサの熱帯雨林の奥深くに移し活動を広げています。
キロンボテノンデーでの活動
- 環境教育
- リサイクル、アップサイクル工芸
- バイオ建築(バイオコンストラクション)
- アフリカ・インディオ由来の食育
- 自給農(無農薬無肥料)
- 森林農(アグロフォレストリー)
- 堆肥造り(コンポストトイレなど)
- 在来種の保存
- 在来種ミツバチの飼育
- 薬草を使った漢方薬やコスメ造り
- カポエイラ
- 講演会・討論会
- 飼育放棄された犬の保護
多様な活動を通してコミュニティとその周囲にまだ豊かに残る自然環境との繋がりを強め、コミュニティレベルで生態系を豊かにすることを基盤として日々挑戦中です。
サルヴァドールの拠点では90年代から2006年までのおよそ15年間、施設を増築し、主に海外からのボランティアを募りながら地域の子どもたちと敷地内での自給農、食育、バイオ建築、カポエイラなどのワークショップを繰り広げて来ました。
コブラマンサがヴァレンサに本拠地を移した2006年からのおよそ5年間は無人化し管理人も無く放置されたため、不法侵入者に乗っ取られた時期もあります。
その後2012年頃より管理人代理のために1家族に安価で貸し出され、2015年にようやくコブラマンサが少しずつ活動を再開しました。
2022年現在は長年無管理の状態となった末の諸々の問題が長期化し、それを解決するための活動を展開中です。
2022年2〜3月に日本でクラファンを開催し(開始後すぐにウクライナ危機が始まったため小規模に展開)、サポートしていただいた皆さまの力添えのおかげで少しづつ再建にチャレンジ中です。